ウォーキングする際、ただただ歩いてるだけなんて事はありませんか?
もし、ただただ歩いているだけなら、今日から改めましょう!
どうせなら、質の高いウォーキングでより運動効果の高い歩行をしませんか?
この記事を読めば
- 歩行の質を高める方法
- 適度な運動を安全に行う意味
について知ることができます!
ではまず、歩行の質について、解説します。
ウォーキングの「質」と「時間」がカギ!
ウォーキングによる運動効果を高めるには、歩行の「質」と「時間」がカギになります。
歩数が増えれば、当然、消費エネルギー量は増えますよね?
歩数を増やすためには、「自動車での移動を徒歩に変える」といった工夫が考えられますが、その分多くの時間が必要になり、あまり現実的ではありません・・・
そこで意識したいのが、歩行の「質」です!
歩行の質を高めると、歩数を増やさなくても身体活動量を増やすことができます♪
歩行の質を高めるポイントは、主に2つです。
- 背筋を伸ばして前を向いて歩く
- いつもより少し早く歩く
です♪
1つずつ詳しく解説していきます!
ポイント①背筋を伸ばし前を向いて歩く
まず1つめが「背筋を伸ばし、前を向いて歩く」ことです!
上半身の筋肉を意識し、背筋を伸ばして正しい姿勢で歩くことを心がけましょう!
自然と歩幅が広がって運動量が増えて、若々しく見える効果もありますよ♪
上半身の筋肉が硬いと、姿勢が悪くなりがちです・・・
上半身の柔軟性をチェックしてみましょう!
まず、椅子に座ったまま、ゆっくり後ろを振り向いてください。
左右両方行って、このとき
上半身全体を使って振り向いた人は、柔軟性があります。
首だけで振り向いた人は、姿勢を保つのに重要な腰回りの筋肉の柔軟性が、落ちていると考えられるので、上半身のストレッチをして柔軟性を高めましょう!
良い姿勢を保ちやすくなりますよ♪
一般に、ウォーキングのポイントとして
- 腕を軽く曲げ、しっかり振る
- かかとから着地してつま先で蹴り出す
といったものがよく挙げられますよね?
そういった方には、姿勢を正して”かっこよく”歩くという意識をもつだけでも、運動量のアップが期待できますよ!
ポイント②いつもより少し速く歩く
そしてもう1つのポイントは、「いつもより少し速く歩く」こと!
歩くスピードを上げるだけで、メッツが1段階あがります!
メッツとは運動や身体活動の強度の単位です。
安静時(横になったり座って楽にしている状態)を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示します。歩く・軽い筋トレをする・掃除機をかける・洗車する・子供と遊ぶ(中強度)などは3~3.5メッツ程度、やや速歩・ゴルフ(ラウンド)・通勤で自転車に乗る・階段をゆっくり上るなどは4~4.3メッツ程度、ゆっくりとしたジョギングなどは6メッツ、エアロビクスなどは7.3メッツ、ランニング・クロールで泳ぐ・重い荷物を運搬するなどは8~8.3メッツといったように、様々な活動の強度がすでに明らかになっています。
詳細は国立健康・栄養研究所の栄養・代謝研究部のホームページに「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」として掲載されています。
普段歩いている速さは人によって異なるので、普段の自分より速く歩くようにします。
速ければ早いほど良いというわけではなく、”きつい””つらい”と感じない程度の速さが目安です!
心地よいと感じる速さで歩けば、気分転換になり、ストレス解消の効果も期待できます♪
ウォーキングを安全に行おう!
運動を行うときにケガなどのトラブルが最も起こりやすいのは、”急に”運動を始めるときです!
肥満の方は要注意!
肥満のある男女230人に、1日の身体活動量を15分間ほど増やしてもらったところ、1年間で平均5㎏の減量に成功しました♪
肥満のある人は、足腰に負担がかかりやすいとはいえ、1日にたった15分間の増加でも、これだけの人に不調が現れる危険性があるのです・・・
これまで運動習慣がなかった人ほど、徐々に強度を上げていくことが大切です!
中高年の方は、心臓に注意!
また、中高年の人が気を付けたいのが、心臓への影響です・・・
中高年では、心臓の働きが衰えていたいたり、動脈硬化によって、心臓の筋肉に血液を送る動脈(冠動脈)が細くなっていたりします。
このような事態を防ぐために、定期的に健康診断を受け、心臓の異常を見逃さないようにしましょう!
すでに持病がある人は、担当医に相談してから行ってください。
持病がなくても、運動の強度が上がり過ぎると、身体に悪影響が及ぶ可能性があります!
健康を目的に行う有酸素運動は”きつい””つらい”と感じない程度に行う事を心がけてくださいね!
まとめ
今回は、ウォーキングによる運動効果の高め方について、ピックアップしました!
ウォーキングは有酸素運動の代表格ですよね♪
健康のためや、ダイエットのためなど、目的は別々ですが、どうせするなら質の高いウォーキングをしたいものです!
質の高いウォーキングを行うことで、運動効果も高くなります。
ポイントは”かっこよく歩行すること”です♪
明日からぜひ取り入れてみましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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