和食と言えば、我々日本の伝統的な食事ですよね!
この”和食”は世界から認められるほどのヘルシーフードだったのです♪
そう!
むかしは・・・
この記事では
- なぜ和食がヘルシーフードではなくなったのか
- 和食の健康的な部分のみを食生活に取り入れる方法
- 身体に良い油と悪い油について
この点について知ることができます!
それではまず、なぜ和食がヘルシーフードではなくなったのか、解説します。
世界が認めるヘルシーフード和食!
かつて日本は、欧米に比べて心筋梗塞による死亡率が非常に低く、世界からも注目されていました!
2013年には、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました♪
”ヘルシーフード”として、その健康効果が脚光を浴びています!
しかし!
現在の日本では、食生活の欧米化が進み、心筋梗塞の発症が増加しているという状況です・・・
塩分に注意しながら取り入れよう!
健康的な和食ですが、1つ注意したいことがあります。
それは、塩分です!
和食は味付けのベースに食塩を使う傾向があり、高血圧のリスクを高めてしまいます・・・
塩分は控えたうえで、以下のポイントを実践しましょう!
肉より魚をメイン
肉には、血液中のLDLコレステロールを増やす脂肪酸(飽和脂肪酸)が多く含まれており、摂り過ぎると動脈硬化を促します。
一方、魚には、コレステロール値を下げる脂肪酸(不飽和脂肪酸)が含まれています!
例えば、さんまやいわし、ぶりといった青魚には「イコサペンタエン酸(IPA)」や「ドコサヘキサエン酸(DHA)」などの脂肪酸が豊富です♪
島国である日本は、昔から漁業が盛んで魚を多く食べていましたが、これが、心筋梗塞をはじめとする心疾患の予防に、繋がっていたのではないかと考えられています。
意識して、メイン料理は肉より魚を選ぶようにしましょう!
食物繊維をしっかり摂る
和食では、野菜やきのこ、海藻類など、食物繊維の豊富な食材が料理によく使われます!
食物繊維は、小腸でコレステロールの吸収を抑えたり、血糖値の上がり方を緩やかにしたり、腸を刺激して便秘解消に役立つなど、様々な健康効果が期待できます。
加熱調理しても壊れにくい性質のため、量をたくさんとるには、蒸す、煮る、炒めるなどのちょうりほうを取り入れ、カサを減らすと良いでしょう♪
大豆・大豆製品を積極的に摂り入れる
豆腐や納豆、おからなどの大豆製品は、日本の食卓によく並ぶ食材です!
大豆には、食物繊維が多いうえ、イソフラボンという成分が女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをし
身体に良い油と悪い油とは
摂り過ぎが問題になる油ですが、厳密には常温で固まる「脂」と、固まらない「油」に分けられます。
「脂」は肉の脂身や皮、バターなど動物性脂肪の多い食品に
「油」は魚や大豆、植物油など植物性脂肪の多い食品に
含まれています!
これらの主成分は脂質で、脂肪酸によって、構成されます。
「脂」には飽和脂肪酸が、「油」には不飽和脂肪酸が多く含まれています!
上記で説明したとおり、飽和脂肪酸には動脈硬化を招く作用があり、”身体によくないあぶら”と言えますね・・・
しかし、飽和脂肪酸の摂取量を極端に制限すると、脳出血のリスクが高まることがわかっています。
要は、どんな「あぶら」も、適量をバランスよくとる事が大切という事です♪
特に、マーガリンやショートニングなどの摂り過ぎには注意が必要です。
これらには、近年、健康被害が注目されてる「トランス脂肪酸」が多く含まれています・・・
なので、マーガリンやショートニングなどの摂り過ぎには注意しましょう!
意識してとりたい(不飽和脂肪酸)
- 青背の魚
- 植物油
- 大豆製品
摂り過ぎに注意する(飽和脂肪酸)
- 肉類
- 加工肉
- 乳製品
摂り過ぎに注意する(トランス脂肪酸)
- 菓子類
- 揚げ油
- マーガリン
これらが、”あぶら”の含有量が多い食材例です!
まとめ
今回は和食のヘルシーな部分を食生活に取り入れる事について、ピックアップしました!
和食は塩分がたくさん使われています。
なので、塩分以外の部分を普段の食生活に取り入れることができれば、健康な食生活を送ることができます♪
その際に気を付けてほしいのが、「あぶら」は適量だけ摂取する事!
偏った油の取り方をすると、健康被害を受ける可能性があります・・・
なので、そういった点には注意しましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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