あなたは普段、よく睡眠できていると思いますか?
睡眠の質は、健康に非常に影響を及ばします。
いかにして、睡眠の質を上げれるかが、健康な身体になれるかを握っています♪
この記事を読むことで
- 年齢によって変わる睡眠の質の変化
- 睡眠の正しい12箇条について
- 睡眠に関する誤解
- 睡眠不足が生活習慣病に与える影響
について知ることができます!
それではまず、年齢による睡眠の質の変化について、解説します。
年齢によって睡眠の質・悩みは変化する
心身の健康に影響を与えるのは、ストレスだけではありません。
睡眠の質や時間が心身に影響することが、さまざまな研究によって明らかになってきました!
2018年に厚生労働省が行った「国民健康・栄養調査」では、日本人の5人に1人が「睡眠で休養が十分にとれていない」と回答しています。
睡眠に関する誤解
また、睡眠に関する思い込みや誤解が、睡眠の悩みの原因になっていることもあります!
よくあるのが、「健康には8時間睡眠が理想」という誤解ですね。
脳が必要とする睡眠の量は、高齢になるほど減少する傾向にあります。
25歳の平均が約7時間であるのに対し、45歳は約6.5時間、65歳は平均約6時間が平均です。
睡眠の正しい知識12箇条とは?
2014年3月、厚生労働省は「健康づくりのための睡眠指針2014」を公表しました。
この指針では、睡眠の大切さ、適切な睡眠の量や質、新進の健康との関係について、考え方や知識、具体的な実践事項などを睡眠12箇条として紹介します!
- 第1~6条までは、よい睡眠を健康づくりに役立てるための基本的知識!
- 第7~9条はライフステージ別の睡眠の注意!
- 第10~12は眠れなくなった時の対処を示しています!
健康づくりのための睡眠指針 2014
~睡眠 12 箇条~
1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。
睡眠不足で生活習慣病に!
睡眠が不足すると、身体にさまざまな変調が現れます。
例えば、睡眠時間が短くなると、満腹感を起こすホルモン(レプチン)の分泌が低下して、食欲を増進させるホルモン(グレリン)の分泌が増えたり、糖をエネルギーに変換するインスリンの働きが悪くなったりするため、肥満や糖尿病などの生活習慣病を起こしやすくなります。
寝不足(4時間睡眠)をたった二日間続けただけで食欲を抑えるホルモンであるレプチン分泌は減少し、逆に食欲を高めるホルモンであるグレリン分泌が亢進するため、食欲が増大することが分かっています。<中略>実際に慢性的な寝不足状態にある人は糖尿病や心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患といった生活習慣病に罹りやすいことが明らかになっています。
睡眠不足は、心の健康にも大きな影響を与えます。
さらに、アルツハイマー型認知症の患者さんの脳内で、大量に見られる老廃物(アミロイドβたんぱく)は、睡眠の量が不足したり質が低下したりすると、その蓄積が促進されることも分かっており、この老廃物は、睡眠によって排出が進むこともわかっています。
まとめ
今回は、睡眠の質が健康を握っていることについて、ピックアップしました!
睡眠は、健康にとても影響されます。
おそらく、みなさんわかってはいると思うのですが、なかなか実行できない環境だったりするのでしょう・・・
今回ご紹介した、睡眠の12箇条を少しでも意識してみてください!
睡眠の質を高めることはとても大事な事です。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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