災害大国と言われる我が国日本ですが、皆さんは災害に備えてどれくらいの準備をしていますか?
私は阪神淡路大震災と熊本地震を経験しています。
正直、経験してみないと危機感が出ないという方が多いと思います・・・
なので大災害を2度経験した私から言わせていただきますと、災害に備えての準備は絶対にしておいた方が良いです!
熊本地震の際、近所のスーパーやコンビニから一瞬で飲み物が消えました・・・
残ったのはアルコール飲料のみ。
この教訓を生かし、私は常に1ヵ月分の保存水を用意しています。
もし災害に必要なものが知りたい場合は
災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ
をご覧ください!
この記事を読めば
- 災害時における身体の健康の守り方
- 災害時における心の健康の守り方
について知る事ができます♪
それでは、まず災害時における体の健康の守り方をご紹介します。
災害時に身体の健康を守る
地震や津波といった災害に対し、私たちができることは「まさか」の事態に備えておくことです!
災害時に、「どこに逃げれば安全か」「何が必要か」を良く考えておきましょう。
家族で安全な集合場所を確認しておけば、離れた場所にいた場合でも、被災したときに合流できる可能性が飛躍的に上がります♪
さらに、1週間は自力で耐えられるような衣・食・住を準備しておくと、救助が来るまでのあいだを凌ぐことができます!
災害の時には、医療現場が混乱する事も予想されます・・・
ふだんから薬を服用している人は、「お薬手帳」を手元に置いて、自分自身で薬の情報を把握できるようにしておくと良いでしょう。
また、透析療法や在宅酸素療法などを受けている人は、災害時の対応を通院中の医療機関に相談し、確認しておきましょう!
エコノミークラス症候群
災害時の避難所生活では、「エコノミークラス症候群」を起こしやすいと言われます。
場合によっては、呼吸困難で命を落とす危険性もあります・・・
出来る予防法として
- 身体を動かして足の血流を良くすること
- 適度な水分補給を摂ること
- 歩くこと
があります!
災害時に心の健康を守る
大災害は、身体だけでなく、心にも大きな影響をもたらします。
時間の経過とともに、苦しみは変化するからです。
ただ、災害時の心の不調は、異常事態に対する正常なストレス反応のため、ほとんどの人は回復します!
PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの心の病
しかし、一部の人は長引いて、「うつ病」「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」「アルコール依存症」といった心の病気につながることがあります・・・
PTSDは、死の恐怖などの重大な体験により
- その光景が繰り返しよみがえる
- 体験を思い出す場所や会話を避ける
- ささいなことに動揺する
などの症状が現れます!
また、アルコール依存症では、寝酒が増えたり、朝から飲酒するというケースが見られます。
これらの心の不調によって、自殺に追い込まれてしまう事も少なくありません!
自分が被災し、心に不調を来した場合、まず大切なのは、「相談する」ことです。
ちゃんと親身になって聞いてくれますよ!
また、被災地で救助活動に関わる人にも、厳しい任務のため、こころの不調が生じる場合があります・・・
若くて経験の少ない人に多いので、周りが早く気づいて、受診を勧めることが大切ですよ!

まとめ
今回は、災害時にあなたの身体・心の健康を守るための対策、予防についてピックアップしました!
災害に合われた方はわかるかもしれませんが、精神的にも肉体的にもダメージを負います・・・
大半の人は回復しますが、一部の方はメンタルをやられPTSDになったり、避難によりどこにも行けず、ずっと動かない状態で居ると、エコノミークラス症候群になったりと、非常につらいです。
なので、日ごろから災害に備えての心構えや、準備をしておくと良いですよ♪
いつどこで、どんな災害が起きるか誰にもわかりませんからね・・・
南海トラフ大地震も控えています、油断しないように・・・
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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