普段なかなか身体を動かす機会が少ないあなた!
厚生労働省が提唱する+10(プラス・テン)を実践し、身体活動量を増やしましょう。
身体活動量を増やすことによって、さまざまな健康効果を私たちにもたらしてくれます♪
って感じですよね・・・
この記事を読めば
- 厚生労働省が提唱する+10(プラス・テン)について
- +10(プラス・テン)を行う事による健康効果
- +10(プラス・テン)の実践例
について、知ることができます!
まずは、+10(プラス・テン)について詳しく解説します。
厚生労働省が提唱する+10(プラス・テン)とは
身体活動量を増やす方法として、厚生労働省が提唱しているのが、「+10(プラス・テン)」です!
1000歩は、約10分間の歩行に相当します。
そこで!
厚生労働省の
「健康づくりのための身体活動基準2013・アクティブガイド」
では、今より10分間多く身体を動かし、身体活動量の不足を解消することを勧めているのです!
+10(プラス・テン)の実践のためには、まず、普段の生活のなかで身体を動かす機会に「気づく」ことが必要になります。
こういったチャンスに気付いたら、始めることが大切です♪
自分が無理なくできそうなことからチャレンジしていきましょう!
+10(プラス・テン)による健康効果
国立健康・栄養研究所が多くの研究から導き出した分析では、+10によって
- 死亡のリスクを2.8%
- 生活習慣病の発症を3.6%
- がん発症を3.2%
- ロコモ・認知症の発症を8・8%
低下させることが可能であることが示唆されています!
+10(プラス・テン)をおすすめする理由
10分間いう目標設定をおすすめする理由は、健康効果が期待できることに以外にも理由があります。
それは、10分間というハードルの低さが行動変容に繋がるというものです!
国立健康・栄養研究所がおこなった調査では、61%の人が「1日1000歩(10分間)を歩く事が出来る」と答えました。
これが30分間になると、出来ると答えた人は、わずか2%に減少します・・・
2%の人が30分間活動量を増やすよりも、約60%10分間活動量を増やす方が、社会全体として得られる効果は大きくなります!
+10のように、社会全体で取り組む目標を設定するときには、得られる効果と、実際にどれくらいの人が実践できるかという、実現可能性(フィージビリティ)のバランスを考慮することが重要です。
あなたにあった「+5」「+15」で実践しよう!
+10は、まとめて10分間行う必要がありません!
平日に余裕がないという人は、週末にまとめて1時間行っても良いのです。
「国民健康・栄養調査」では、約40%の人が「今より10分間多く身体を動かすのは難しい」と答えています・・・
そのような場合は、5分間身体を動かす時間を増やす「+5」でも良いのです!
週に+10の目標をラクラク達成してしまったら「+15」を目指すのも良いでしょう♪
今より少しでも多く身体を動かすことが、+10です!
時間にこだわり過ぎず、自分に出来る+10を見つけましょう。
+10を実践するうえで大切な事
+10の実践において、大切なことは、家族や友人、同僚たちと一緒に始める事です!
誰かと一緒に行うことで、楽しさや喜びがいっそう増し、精神的、社会的な健康にもつながります。
1人で取り組むよりも、モチベーションを保ちやすいのも、大きなメリットですね。
職場で登山やハイキングなどの企画を立ててみるのも、良いかもしれませんね♪
+10(プラス・テン)の実践例
職場での実践例
- 通勤の時は、ひと駅手前で降りる
- 階段を使う
- 別の階のトイレを使う
- 昼食は職場から遠い店を利用する
- コピーは人に頼まず、コピー機まで歩く
- 考え事をするときは、立ったり歩いたりしながら
ご家庭での実践例
- 買い物は自転車や徒歩で行く
- 床掃除や風呂掃除をする
- テレビを見ながら、筋力トレーニングやストレッチを行う
- 子供と公園で遊ぶ
- 庭仕事をする
- 洗車をする
などです!
まとめ
今回は、厚生労働省が提唱する+10(プラス・テン)について、ピックアップしました!
昔に比べると、ずいぶんと運動する機会が少なくなっていますよね。
移動手段が便利になるにつれて、私たちはそれを利用し、身体をなるべく動かさないようにしてしまいます・・・
人間は、心理的にどうしても楽な方へ行く傾向があるので、仕方ない事ではありますが、そんなことでは不健康になってしまいます!
まずは、意識して取り組む事!
健康を意識する事から始め、身体を動かしましょう♪
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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