歯の二大疾患と言われている虫歯ですが、ここ最近、大人や高齢者の虫歯が増えているのです!
それとは逆に、子供や若い人の虫歯は減少しています。
この差はなんなのか?
そして、歯をしっかりと予防する上で、気を付けるポイントを解説。
この記事を読めば
- 大人の虫歯が増えた原因
- 虫歯を予防するためのポイント
について知ることができます♪
それでは、まず大人や高齢者の虫歯が増える原因と、子供の虫歯が減少している理由について解説します。
大人の虫歯ができやすい場所
「虫歯」は、歯周病と並んで「歯の二大疾患」と言われています。
虫歯は年齢問わず発症するもので、成人の90%以上が、一度は虫歯になったことがあります!
ほとんどの方が虫歯を経験していますよね・・・
これは、地域や学校における、歯の検診や歯科保健指導の進展により、人々の歯の健康に対する意識が高まったためだと考えられます♪
それに対し現在、残念なことに大人、特に高齢者に虫歯を持つ人が増えています・・・
これは以前より、歯が多く残るようになったため、その歯が虫歯になったり、治療済みのところに虫歯が再発しているからだと考えられます。
大人の虫歯は、歯と詰め物やかぶせ物との境目と、露出した歯の根元に発症しやすいのが特徴的です。
詰め物やかぶせ物と歯が接合している部分には、噛む力が繰り返しかかったりすると、段差や隙間ができやすいからです!
この隙間にプラーク(歯垢)がたまることで、虫歯が侵入し、詰め物やかぶせ物の内側で虫歯が進行するのです。
また、何らかの原因で歯肉が下がり、歯の根元が露出すると、そこにも虫歯ができやすくなります。
虫歯を防ぐポイントとは?
歯の表面に付着するプラークは、最近の塊です・・・
この中にいる虫歯菌が、食べたものの中にある糖分を摂取し、分解するときに出す酸によって、歯が溶かされます。
これが原因で発症する虫歯を予防するには、まずは砂糖が多く含まれている、食べ物や飲み物を、摂り過ぎないようにすることがとても大切です♪
むし歯は細菌が糖質をもとに作り出す酸が歯を溶かすことで生じます。唾液は酸を中性に近づけたり、溶けかけた歯を修復する役割を持ちます。
また、プラークを取り除くプラークコントロールには、毎日の正しい歯磨きが欠かせません。
詰め物やかぶせ物との境目、露出した歯の根元に、歯ブラシがしっかりと当たるように意識します!
磨き残しになりやすい歯と歯の間も、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使って、必ずプラークコントロールします。
さらに、歯科で定期的に検診を受けてプラークが取れているかどうかを、チェックしてもらう事も大切です!
フッ化物の利用も、虫歯の予防には有効ですよ♪
初期の虫歯は治る!
プラーク内にある虫歯が、食べ物から摂取した糖分を分解し、酸を出します!
唾液には、カルシウムやリン酸が含まれており、溶けてしまった歯の表面を修復(再石灰化)するという重要な働きがあります!
唾液は酸を中性に近づけたり、溶けかけた歯を修復する役割を持ちます。
初期の虫歯とは、歯の溶け始めで、穴があいていない状態を指します。
歯が溶けてしまった部分の再石灰化を促すことによって、虫歯の進行を止め、回復させることが可能になります。
毎日の歯磨きによって、歯が溶けるのを防ぐと同時に、フッ化物を歯に直接塗る事で、効果的に再石灰化を促進する事ができます!
まとめ
今回は、若い人の虫歯が減少し、大人の虫歯が増加した原因と、虫歯の予防についてピックアップしました!
歯は一生ものなので、ちゃんと大切にしたいですよね。
特に高齢者の方の虫歯が今増えています。
しっかりと、歯を磨き、デンタルフロスや、歯間ブラシを使って、歯をきれいな状態を保ちましょう!
初期の虫歯なら治すことが可能なので、少しでも虫歯かな?
っとおもったらすぐに歯医者さんを受診してくださいね♪
ここまで読んで頂きありがとうございました!
コメント