普段よく飲むお水ですが、1日どれくらいの量を飲んでいますか?
食事の時だけとか、のどが渇いたときだけとか、運動をする前後に飲む人もいるかもしれませんね♪
しかし、それだけだと、1日に成人に必要な水の量を摂取できていない可能性があるのです!
この記事では
- 1日に必要な水の摂取量
- 身体が求める水不足のサイン
- 身体が水不足になるとどうなるのか
この点を中心に解説しています!
それではまず、成人の大人が1日に必要な水の量はどれくらいなのか、ここから詳しく解説していきます♪
成人が1日に必要な水の量とは?
成人であれば、1日におよそ2.5ℓの水を飲むと良いとされています。
その理由として、水は消費エネルギー1㎉ごとに1㎖必要だと言われているためです。
成人の平均エネルギー消費量は約2500㎉ですので、それを基準に換算すると、2.5ℓが目安量になるというわけですね。
欧米の研究の成果によると水の必要摂取量の目安は生活活動レベルが低い集団で 1日2.3リットルから2.5 リットル程度、生活活動レベルが高い集団で1日3.3リットルから3.5 リットル程度と推定されています 3)。
水の身体の構成成分は?
水は身体の構成成分の約60%も占めています。
体内の水分は、物質の溶解や各種反応の媒体になるなど、重要な役割を担っています!
また、血液の80%は水分で、物質の運搬や排出に不可欠な存在であり、体内に熱が生じた際には、発汗によって水分を蒸発させて放熱したり、体温を調節する役目もあります♪
このように、水分は私たち人間の生命維持活動にとって、欠かすことのできない存在であるため、体内ではほぼ一定に保たれている状態なのです!
水は私たちの体にもっとも多く含まれる物質で、生命活動をサポートしています。成人の体の55~60%を水分が占めています。主に脳、腸、腎臓、筋肉、肝臓などの臓器・組織中の水分含有量は80%と比較的多いです。しかし、脂肪組織(皮下組織)は中性脂肪が多いので、水分含有率は約33%と低いです。
身体が求める水不足のサイン
そのため、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分を取るのが理想ですね♪
特に運動時は吸収を速めるために、10℃前後に冷やした水を、運動前15~30分前に一定量(400㎖程度)を摂ることがおすすめです!
もちろん運動中や運動後も、発汗で失われた水分をしっかりと補給することが大切です。
水分を摂ることでトイレが近くなることを心配する人もいますが、体内産物や電解質のバランスを取るためには、1日に少なくとも400~500㎖の尿を排泄することが、必要だと言われています。
そのような点からも、十分な量の水を飲むことが大切という事ですね!
ちなみに、1日の平均的な尿量は1000~1500㎖とされています。
- 100㎖以下だと無尿(むにょう)
- 400㎖以下だと乏尿(ぼうにょう)
- 2000㎖以上だと多尿(たにょう)
とされています。
水分の摂取量は、失った水分とバランスを取るのが基本です!
医学的には脱水や腎結石などの異常が発生するのを防ぐために、健康な成人で1日に少なくとも1.5~2リットルの水分を摂取する必要があるとしています。
水不足による身体への影響とは?
通常であれば、失った水分を補うことができますが、嘔吐や激しい下痢が続くような場合には、十分な水分補給ができず、脱水状態を招くことがあります・・・
脱水状態時は、体内のミネラルが失われていることも多く、ミネラルバランスの崩れによる様々な異常もあらわれます。
体にとっては水分を節約して使うことより、余った水分を排出する方が、簡単なのです!
そのため、日ごろから水を多めに飲むように意識することが、1日約2ℓをクリアするコツですよ♪
まとめ
今回は、私たちの身体に1日どれくらいの水が必要なのかというところにピックアップしました!
普段のどが渇いていないとなかなか水を飲んだりしないですよね・・・
意識的に水を飲んでいる人はなかなか少ないんじゃないかなと思います。
しかし、のどが渇いた時点で水を飲むのは、タイミング的には遅いのです・・・
理想としては、のどが乾かないように、1日2ℓ~2.5ℓの水を、一定間隔で飲むのが良いですね♪
これからは意識的に水を飲むように心がけることで健康体へと近づけますよ!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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