あなたは一度でも心を病んだことがありますか?
または、周りに心の病にかかっている人はいませんか?
平成29年現在、精神疾患にかかっている患者数:約419万人
これを少ないか多いか、感じるところは人それぞれだと思います。
しかし、精神疾患数は毎年増加傾向にあり、その中でも特にうつ病患者が圧倒的に多いですね。
対処の仕方を間違えると自殺なんてこともありえます・・・
もしあなたが、このままでは鬱になりそう、だとか周りにうつ病の人がいるなど、そういった悩みがるならこの記事を読んでみてください。
きっとあなたの手助けになるでしょう。
まず心の健康とはなんだろう?
心の健康とは、
生き生きと自分らしく生きる為の重要な条件の事を指します。
具体的にあげると、
- 自分の感情に気づき、表現出来る事(情緒的健康)
- 状況に応じ物事を適切に考え、現実的な問題の解決が出来る事(知的健康)
- 社会や他人と建設的で良い関係を築ける事(社会的健康)
という事です。
人生の目的や意義を見出して、主体的に人生を選ぶ事(人間的健康)もとても大切な要素であり、心の健康は、「生活の質」に大きく影響するものだといえますね!
心の健康には、個人の能力や資質の他に、
中でも、身体の状態と心は強く関係しているのです!
心身症は、
心身症という名前がありますように、ある種の疾病の発症、進展に心理的要因が影響する事が知られていて、ここ最近ではこの関係が実証されてきているそうです。
たとえば、病気にかかりやすい人の性格や行動がある事、ストレスが溜まると風邪などの感染症にかかりやすい状況になる事、などが具体的には有名なところですね!
心の健康を保つには、多くの要素がありますが、適度な運動や、バランスのとれた食生活や栄養は身体だけでなく、メンタル面においても重要な基礎になります。
そして、心身の疲労の回復を目的とした「休養」が加えられ、健康の為に必要な3つの要素とされています!
その他にも、、ストレスと上手に付き合うこと、十分な睡眠をとることは、心の健康にとても重要な要素となっています!
うつ病は心の病気の代表的なもので、あなたもかかる可能性を持つ精神疾患です。
心の健康を維持する為の生活や、心の病気への対応をたくさんの人が理解する事が重要ですね!
心の健康に必要な事とは?
- 休養を取る事
「休養」には、ストレスや身体や精神への疲労と深い関わりがあって、これらには2つの側面があります。
1つめは、休む事!
つまり何らかの活動や、仕事により生まれた心身の疲労を回復して、元の活力ある状態に戻すという側面です。
2つ目めは、養う事!
どういう事かというと、次の日に向かっての鋭気を養い、精神面や身体面、その他にも社会面といった事の、健康能力を高めるという側面です。
特に、長い休暇を積極的に取る事が必要になってきます。
だが実際には、長期休暇を休養の時間の為に取ったとしても、単に家でゴロゴロして過ごすだけでは、ホントの「休養」にはなりません。
リラックスしたり、自分を見つめ直したりする時間を1日の中につくる事!
このような活動を休日に行う事で、健康につながる状況や環境、条件を整える事となっていきます!
目先の健康だけでなく、明日以降の健康を考えていく事に「休養」の意義付けをして、積極的に「休養」の考え方を広く普及する事が重要と言えます。
心にダメージを負わせる3つの事象!
ストレス反応
あなたを取り巻く周りの環境が変化してしまうと、それまでとは違ったやり方で、新しい事に対応する能力が要求されます。
このような周りの環境の変化をストレスと呼び、何かと環境変化がたくさんある現代社会では、ストレスが溜まりやすい時代です。
これは、実際にあなたにも起こる事であり、色々な障害から身を守るなど、課題に挑戦する際に必要な反応なのです。
ストレスの影響を受けるかは個人差があります。
しかし、
睡眠への対応
睡眠不足は、情緒が不安定になり、疲労感も増え、適切な判断力も鈍らせるなど、生活の質に悪影響を及ぼします!
また、これらは心の病気の症状として現れる事があり、ここ最近では、睡眠障害は糖尿病や高血圧を悪化させる要因になるとして注目されています。
また、睡眠不足による事故が原因である事が多かったりと、社会的問題としても認識されて来ています。
心の病気への対応
心の病には精神分裂病、人格障害、躁うつ病、痴呆、薬物依存などがあります。
その中でも、現代のストレス社会では特に、うつ病が大きな問題になっています。
世界の人口のうち3~5%がうつ病であるとも言われていて、うつ病は一般に考えられている以上に広く認められる心の病という事ですね・・・
うつ病は、感情、思考、身体、意欲の様々な面に症状が現われる病気ですが、
しかし、ここで問題点が一つ・・・
患者の多くは自分自身がうつ病から生じている症状であると捉える事ができずに、うつ病の治療を受けていないのが現状です・
その為、私たちはうつ病の症状や治療についての正しい知識を持つことが、これから必要な事だと思います。
心の健康を保つためにやる事!
ストレスを溜めない対策をしよう!
ストレスを溜めない対策として、
- ストレスに対する対処能力を高める事
- 個人を取り巻く周囲のサポートを充実させる事
- ストレスが少ない社会環境をつくる事
個人でストレスを対処する為にやるべき具体的な事は、
- ストレスの正しい知識を覚える事
- 健康的な運動、睡眠、食習慣で心身の健康を保つ事
- あなた自身のストレス状態をしっかり理解する事
- 物事を現実的かつ柔軟に捉えれるようになる事
- 自分の感情や考えをうまく表現する事
- 時間を有効に使ってゆとりをもつ事
- 旅行や趣味などの気分転換をはかる事
などが挙げられます!
個人が受けるストレスの影響というのは、家族や友人、知人、地域社会や職場のサポートにより、緩和される事がほとんどなのです。
一方、ストレス発散や解消する為に、過度の飲酒や喫煙、過食などに走ると、一般にストレスが不健康な習慣の言い訳にされることがあるりますよね?
その為、これらの生活習慣の改善と、ストレスに対する個人の能力を高める事を、自己管理目標のひとつと位置づけて取り組むことが重要なんじゃないかなって思います。
睡眠対策
睡眠障害の原因として、運動不足、睡眠についての知識が足りなかったり、ストレスを対処する能力がない、などが挙げられます。
睡眠対策としては、睡眠についての知識と、適度な運動などが必要ですね!
最近発表された研究によると、
- 眠たい時だけ床に入る
- 十分に眠れなくても毎朝同じ時間に起きる
といった行動をとると、睡眠薬を投与した場合と同じ治療成績が示されていて、普段の日常生活に配慮するだけでも、大きく睡眠障害の改善が見こめますよ!
こころの病気への対策
自殺を予防するための活動には、
- 自殺をされる前に対策を講じ、予防に繋げる事(予防)
- 自殺の危険に対し介入して、予防する事(介入)
- もし、自殺が生じてしまった場合、遺された人々に対する影響を少なくする事(自殺後の対応)
が挙げられます!
予防としては、
かかりつけのお医者さんや教師などは、自殺の危険性を早期に見つける事ができる可能性が高い事から、予防のための知識を持って、精神科医などと連携を図る事で、早期に予防できる確率が上がります。
介入は、自殺の危険の高い人を早期に見つけ出し、適切な治療を受ける事ができる環境を用意する必要があり、精神科医療が充実する事が前提となります。
自殺が同じ区画で行われてる傾向が見られたり、誰かの自殺に影響を受けて自殺が行われることが調査されていて、特に自殺者の周囲の者に危険性が高まることが指摘されています。
日本においても、このような自殺対策を立てる必要がありますよね。
もし家族が心の病にかかった時の対処法
病気についての基本的な対応とは?
治療するにあたり、ご家族の協力が重要などと言われると、大きな責務を感じてしまい、力が入ってしまうかもしれませんが、特別な事を考える必要はありません!
一つ一つの言動に気を使い過ぎて、ご本人が「周りに心配ばかりかけている」と感じてしまう事があるようです・・・
まずは力を抜いて、病気の理解からはじめると良いかもしれません♪
原因探しをしてはいけない!?
など、原因が何か、家族としてかなり気になりますよね。
実際は様々な事が関与して特定できないという事だってあります。
家族の生活の中で、本人がストレスを感じる事があるなら、今は取り除いておく事が大切です。
励ましてはいけない!
これについてはご存知の方は結構おおいかもしれませんね!
すでに頑張りすぎて、心の病になってしまった場合には、励まされる事で「もうこれ以上は頑張れない」とか、「こんなに周りの人が自分の為に気を使ってくれているのに・・・」と症状を悪化させてしまう為です。
励ます事が効果的な時期もありますが、対応の時期は主治医の先生にしっかり相談してください。
無理に特別な事はしない!
ご本人に元気がないと、気分転換をさせようとか旅行でも連れ出したり、楽しく飲み明かそう!
など家族で考えることもあるかもしれません。
しかし、心のエネルギーが消耗している状態だと、
また、このような気遣いに応える事ができない自分に嫌悪感を募らせて、自殺のリスクが高まる場合だってあります。
ご本人が、楽しめるような気持ちになるまで待ってあげましょう。
大きな決断は先延ばしに!
「職場でみんなに迷惑をかけてる」など、自責的な思いから、離婚や退職などについて口にする場合があります。
まずは健康に留意する事を最優先した方が良いでしょう!
受診に付き添いはオススメです!
絶対に受診に付き添う必要というのはないのですが、一緒に主治医のお話を聞く事で、どんな点に気をつけてサポートすればいいのか分かる事があります。
他にも、主治医と面会しておく事により、ご本人が調子を崩して通院できない場合は、代理で受診してて相談する事もできます。
ここで注意して頂きたいのは、あくまで「付き添い」という事です。
ご本人と主治医の貴重な接点の場なので、ご家族がしゃべり過ぎないようにご注意を!
まとめ
今回は心の健康について色々な角度からピックアップしました!
このストレス社会において、心の病、精神的な面での病は切っても切り離せない問題です。
これは誰にでもなる病気です!
他人事じゃありません。
たまには息抜きしてください。
休養を取ってください。
人生は一度きりです。
生きていればどうとでもなります。
でも死んだら終わりです。
死んでしまうと周りの人にどれだけの影響を与えるか。
これからは新しい時代「令和」です。
あなたも新しい生き方で生きてみてはどうですか?
きっとあなたにあった生き方があるはずです。
令和の時代を作るのは今の若い人たちです。
共に生き抜いていきましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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