カロリーゼロ飲料なのにカロリーがある事を知らない人は見ないと損!

カロリ計算の表
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現在、多種多様な飲み物が販売されていますよね!

その中でも、ここ最近よく見かける表示があります。

それが、カロリーゼロという表示です。

この表示を見た時、「あっこの飲み物カロリーないのかな?」なんて思って飲み物を買っていませんか?

実は、カロリーゼロには明確な表示基準があるのですが、結論から言うとカロリーゼロとかかれていますが、実際はカロリーがあるのです

この記事では

  • カロリーゼロにはどれくらいカロリーがあるのか
  • 様々な表示の意味について
  • カロリーゼロなどの栄養表示について

この点を中心に記事を書いています!

まずは、カロリーゼロにはどれくらいカロリーがあるのかを解説いたします。

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カロリーゼロなのにカロリーあるってどういう事?

カロリーゼロ」と表示されていると、カロリーが全くないように感じませんか?

しかし、実際には違います。

そもそもカロリーとは、エネルギーの単位のことで、食品100g(飲料であれば100ml)当たりのエネルギーが5kcal未満であれば「カロリーゼロ」と表示できることになっているのです。

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シュガーレスの表示

 

カロリーゼロ以外にも似た表示というのは多数存在しています。

例えば、「シュガーレス」という表示がありますが、この表示、減量中の人などはとても魅力的な言葉ですよね!

しかし、これも砂糖や果糖、乳糖といった糖類の含有量が食品100g(飲料なら100ml)当たり0.5g未満であれば表示する事が出来ます

ノンシュガー・無糖の表示

 

ちなみに、「ノンシュガー」や「無糖」も同様です!

その他にも「砂糖不使用」という表示は、その名の通り砂糖を使っていないというだけで、その代用に果糖や乳糖を使っていても表示する事が出来るのです

同様に「甘さひかえめ」は、味覚としての甘味に関する表示であり、糖質が少ないことを意味する「糖質オフ」とはまったく異なります。

ちょっと紛らわしく感じてしまいますが、栄養成分表示がある場合は、そちらを見ていただくとエネルギー量は一目瞭然です!

我々の知らない成分が甘さを引き出している

 

低エネルギーや甘さを両立させるために使っている甘味料の中に、ゾルビトールマルチトール、非糖質系天然甘味料のステビア、非糖質系合成甘味料のサッカリンアスパルテームという成分などが多用されています。

全く聞いたことがない成分ばかりだと思いますが、このなかで特に知っておきたい成分が、ステビアとサッカリンという成分です。

この2つの成分を砂糖と比べると

  • ステビア→砂糖の約200倍の甘さ
  • サッカリン→砂糖の約300~400倍の甘さ

があると言われています!

間違えやすいカロリー系表示

今ご紹介したカロリー系表示以外にも、脂質やコレステロールなどに関しても様々な表示の文言がありますよね?

例えば

  • ゼロ(0)
  • ノン
  • レス
  • ひかえめ
  • ライト
  • ダイエット
  • オフ
  • ~より低減

という表示があると思いますが、それらにもすべて基準があります。

そして、入っている栄養素をアピールするための

  • 供給
  • 含有
  • 入り
  • 使用
  • 添加
  • 豊富
  • リッチ
  • たっぷり
  • ~より強化

という表示も、ある基準を満たすことが条件づけられています!

栄養成分・熱量などの強調表示を行う場合、補給できる旨の表示(「含む」「供給」「豊富」「高」などの表示)や、適切な摂取ができる旨の表示(「無」「ゼロ」「低」「ひかえめ」などの表示)をする場合には、成分が一定以上または以下の含有量であることと基準が定められています。

引用:栄養成分表示の活用 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

表示されている文言に惑わされがちですが、やはり商品にかいてある栄養成分表示から判断することをおすすめします♪

カロリー系は栄養素をしっかり確認しよう

栄養成分表示を見てみると、食品に含まれている栄養成分やその量を知ることが可能です♪

栄養表示の見かた

出典:食品の栄養成分表示について‐消費者庁

全ての食品に表示が義務付けられているわけではありませんが、「~含有」「~オフ」などの強調される表示がある食品や栄養機能食品は、必ず栄養成分表示をすることになっていますので、購入する際には表示を確認してみるのが良いですよ!

ちなみに、栄養成分表示がある場合は

  • 熱量(エネルギー)
  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物(代用として糖質・食物繊維が表示される場合もアリ)
  • 食塩相当量

順番で必ず記載されています!

栄養成分表示をする場合、「1. 熱量」「2. たんぱく質」「3. 脂質」「4. 炭水化物」「5. ナトリウム」「6. 栄養表示された栄養成分」の順序で含有量を表示します。

引用:栄養成分表示の活用 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

任意でナトリウムを表示する場合には、ナトリウムの量の次に「食塩相当量」を括弧書きで表示されています。

強調表示を鵜呑みにするのではなく、自らの目で確認する事!

これがとても大切です。

まとめ

 

今回は、カロリーゼロなどの文言が、実際とは異なる事についてピックアップしました!

ほとんどの飲み物でみる様々なうたい文句ですが、同じ文言でも含まれている成分は全然異なることをわかってもらえたんじゃないかなと思います。

やはり、あなた自身の目でしっかりと成分を確かめて商品を買う事が大切です。

健康のためにも、買い物に行った際に、チェックする癖をつけると良いかもしれんせんね♪

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ここまで読んで頂きありがとうございました!

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