ダイエットをする際、食事制限をしている方、いらっしゃるかと思います!
その中で油を極端に避けている方いらっしゃいませんか?
確かに、世間のイメージだと油は脂肪を多く含んでいて、ダイエットや身体にあまりよろしくないイメージだと思います。
そんなバカな!と思った方も居ると思いますが本当です。
この記事では
- ダイエットによる油の必要性
- ダイエットには脂肪が必要
- 脂肪の摂取量が少なくなるとどうなるのか
主にこの3点に注目して記事を書いています。
まずは、ダイエットには脂肪が必要な理由について解説します♪
ダイエット中は脂肪が必要?
ダイエット中は、脂肪の摂取を控える人が多いと思いますが、むやみに摂取量を減らすのは身体のためには良くありません!
その逆で、むしろダイエット中だからこそ脂肪は必要不可欠だと言えるのです。
さらに、摂取する栄養素が偏りやすくなるため、体内の代謝がスムーズに行われにくくなり、便秘になりやすい状態となります。
そこで活躍するのが脂肪なのです♪
身体の潤滑油として働く脂肪の摂取量を減らすのは、便秘を悪化させることになります。
無理なダイエットで極端に食べる量を減らしたり、「太るから」といって穀類や脂肪を摂らなかったりすると、便になる原料そのものも減ってしまいますし、便をスムーズに排泄するための潤滑油も失われてしまいます。
また脂質が不足することが原因で便秘になると、肌荒れを起こす可能性もありますので注意しましょう!
脂肪は味方につけるのが大事!
脂肪はエネルギー源としてだけでなく、体温を保つ、細胞膜やコレステロールを構成する、様々なホルモンの合成にかかわるなど、身体の生理機能を維持するための重要な役割を担っているのです!
あなたが健康的にダイエットを行いたいのなら、脂肪をカットするのではなく、うまく味方につけることがとても大切なのです♪
油によって異なる効果の違い
油にはいろいろ種類が存在しますが、その1つ1つ効果も違いますし、体内での働きが異なります。
なので油すべてが身体に悪いとひとくくりにするのはではなく、賢く選んで摂取することがとても重要です♪
カロリー制限などのストレスを軽減できるだけでなく、キレイに減量することが有効です!
普段の油をオリーブオイルへ
例えば、オリーブオイルはオレイン酸という成分を55~83%含んでいますが、これはほかの一般的な植物油と比べると多く含まれており、LDLコレステロールを低下させる作用が確認されています♪
肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ役割を担っており、増えすぎると動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞を発症させる、悪玉コレステロール。
また、抗酸化作用を持つα‐トコフェロール(ビタミンE)など、多くのポリフェノール成分も含んでいるのです。
ダイエットするなら中鎖脂肪酸入りの油を使おう!
出典:M. Kasai. et. al: Asia Pacific J. Clin. Nutr. (In Press)
そして、他にも脂肪がつきにくい油として、注目されている成分があります。
それが、「中鎖脂肪酸」です!
この中鎖脂肪酸の特徴としては
↓
吸収
↓
すぐにエネルギー分解
大まかにこうゆう流れになります。
なので、食べた後、エネルギーになりやすく、体脂肪として蓄積されにくいのです♪
中鎖脂肪酸は一般的に使われている食用油とは、構成する脂肪酸(長鎖脂肪酸)がちがうので、体内に入る経路が異なります。
小腸から直接門脈といううところに入り、肝臓で分解されるため、エネルギーとして消費されやすいことが知られています。
私たちが日々摂取する食用油の多くは長鎖脂肪酸でできていて、その長い鎖は消化吸収されるまでにいくつものプロセスを経なければいけません2)。それに比べ鎖の短い中鎖脂肪酸は、水になじみやすい性質を持ち、より速やかに分解されるのです。その結果、すばやくエネルギーに変換され、体脂肪として蓄積されにくくなります1,2)。
これが体脂肪になりにくいと言われていて、特定保健用食品(トクホ)として認可された根拠でもあります♪
脂肪の摂取量が少なくなるとどうなるのか?
脂肪の摂取量が不足すると、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンの吸収が悪くなります。
これらのビタミン不足は、皮膚や髪の毛のツヤ・ハリを失わせ、ホルモン分泌異常による体調不良などを引き起こすこともあります。
まとめ
今回は、ダイエットには油が必要なのかという点についてピックアップしました!
ダイエットでは、油をまったく摂らないのではなく、摂り過ぎに注意することが大切です。
油はダイエットの味方になってくれます♪
あなたも是非、理想の体型を目指すために油を味方につけましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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