あなたがもしダイエットしようと思ったら、真っ先に何をしますか?
おそらく、食事の量を軽減するのではないのでしょうか。
もちろん正しく食事の量を減量するのは何も問題ないのですが、やみくもに食事の量を減らすだけだと、逆に太ってしまう可能性があります!
なぜ太るのか?
それは基礎代謝が深く関係してきます!
この記事では
- 基礎代謝について
- エネルギーが使われている場所
の点について主に解説しています。
この点がわかれば、なぜダイエットする際なぜ減量しても太ってしまうのかがわかります♪
それではまず、エネルギーが一体私たちの身体のどの部分で使われているのか?
詳しく解説していきます。
エネルギーがどこで使われているかを知ろう
と思われがちですが、体内では睡眠中であっても脳や心臓、肺、肝臓などで生命維持活動が営われています。
当然、そこにはエネルギーが必要となるため、活動しないからといって摂取エネルギーを極端に減らすことは良くありません!
こうした人間が生きるために必要な最小エネルギーを「基礎代謝」といいます。
何もせずじっとしている時でも、体は生命活動を維持するために、心拍や呼吸・体温の維持などを行っていますが、基礎代謝量(単に基礎代謝ともいいます)はこれらの活動で消費される必要最小限のエネルギー量のことです。
先ほど上記で挙げた、臓器のほかにも、体温を維持するために活動している筋肉や臓器が消費するエネルギーも含まれています。
基礎代謝について
基礎代謝は年齢、体格、性別など様々な条件で変化します。
例えば、同じ体重なら筋肉量が多い方が高くなります!
一般的に女性よりも男性の基礎代謝が高いのは、筋肉量が多いためであり、年齢を重ねると低くなるのは、筋肉量が減っていくためです・・・
また、基礎代謝は身体の表面積に比例するため、同じ体重ならば、身長の高い人の方が、基礎代謝が高くなります。
では、活動量が少ない人は、基礎代謝分のエネルギー、つまり必要最小限のエネルギーを摂取しておけばいいのだろうか?
と思う人もいると思います!
ですが、そういうわけにはいかないのです。
動かないのだから、必要以上のエネルギー摂取は太る原因になると思われるかもしれませんが、食事の量を減らしてしまうと基礎代謝も低下してしまう点が問題なのです!
基礎代謝の変化と筋肉量
特に運動などを行わない場合、基礎代謝は18~20歳前後をピークに加齢とともに低下します。
個人差はありますが、一般的に40歳を過ぎると急激な下降線をたどっていく。
これは、加齢によって筋肉量が減少してしまうからなのです。
基礎代謝量は通常10代をピークに加齢とともに低下します。また体の組成すなわち筋肉と脂肪の比率も基礎代謝量に大きく影響します。基礎代謝量を臓器別に見ると、筋肉・肝臓・脳がほぼ2割ずつを消費しており、筋肉の少ない人は基礎代謝量が低くなります。一般に男性に比べ女性の基礎代謝量が低いのはこのためです。
臓器や組織によってエネルギー消費量は異なるが、安静時、活動時ともに消費量が多いのは骨骨格です。
基礎代謝の維持・向上には筋肉量が大きく関係していることがわかりますよね!
しかし、これは筋肉が占める割合が多いためです。
実は、1g当たりで換算すると筋肉より腎臓や心臓のエネルギー消費量が多いのです。
エネルギー消費量が少なくなるとどうなるのか
人間の身体は、体内で使用できるエネルギー量が少なくなると、生体防衛本能が働き、少ないエネルギー量でも生きていけるよう変化していきます!
つまり、飢餓状態でも生命を維持しようと、体内で省エネルギー化が進行していくのです。
活動量が少ないからといって、食事量を極端に減らすことは、健康的でないばかりか、かえって肥満になる可能性を高めてしまうのです!
基礎代謝の低下は加齢によっても進行しますが、バランスの良い食事に加え、定期的に運動を続け筋肉量を維持する事で、進行を遅くすることができます♪
さらに、筋力トレーニングを加えれば筋肉量が増加し基礎代謝を上げる事ができます。
基礎代謝を上げる事は、メタボリック症候群の予防・改善にも繋がりますよ♪
まとめ
今回は、ダイエットする際に、食事の量を減らすと太ってしまう理由について、ピックアップしました!
ダイエットする際に最も重要な物が基礎代謝という事がわかってくれたと思います♪
基礎代謝は20歳をピークに減少していきます。
それを補うには筋肉量をあげるのが一番良いのです!
筋肉量を増やすことで基礎代謝が減少するのを遅くすることができます。
なるべく食事は摂るようにし、筋肉を増やして基礎代謝を向上しダイエットに挑みましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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