バナナによる免疫力アップは新型コロナウイルスの予防になるのか?

バナナの免疫力アップ効果は新型コロナウィルスの予防にはならない
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世界各地で猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、このコロナウイルスの予防に、バナナを食べて免疫力がアップし、身体やお肌の老化を防ぎ、抗酸化力が高い!

と、テレビ番組で紹介されていました。

しかし、結論から言うと

本来バナナにはそんな能力は備わっていません!

誤解のないように言っておきますが、バナナはとても身体に良い食べ物です。

それは変わりません!

しかし

 

抗酸化作用、免疫力アップ、ダイエット効果などの目的で食べる食べ物ではないという事です・・・

 

この記事を読めば

  • バナナの本来の能力について
  • バナナを食べてもコロナ対策にならない理由
  • バナナを効果的に食べる方法

について知ることができます!

まずはバナナの本来の能力とは何か、について解説します。

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バナナで免疫力は上がらない?

バナナは非常に良い食べ物です!

それは間違いありません♪

ただ、ここで取り上げる、整腸作用による免疫力アップや、抗酸化作用、ダイエットを目的として食べる食べ物ではないということをお伝えしたいだけですので、誤解のないようにお読みください。

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整腸作用で免疫力は上がる・・・が

バナナに含まれる糖質の摂り過ぎにより、お年寄りの方は免疫力が低下して、逆にコロナに感染するリスクが増える可能性があります。

 

そもそも免疫力がアップするという根拠は一体何なのか?

それは腸内環境を良くすることによってもたらされる効果であり、バナナにも少なからず、腸内環境を良くする効果はあります。

しかし、バナナを食べて免疫力を上げるよりも、発酵食品を食べる方が、もっと効率的に、免疫力を上げる事が可能です♪

発酵食品の例を挙げると

  • 納豆
  • キムチ
  • 味噌
  • 豆腐
  • プレーンヨーグルト

などがオススメです。

私が、腸内環境を高め、免疫力を上げるのに1番あなたにオススメしたいもの、それは、新ビオフェルミンS錠です!

新ビオフェルミンS錠を飲んでいれば、かなりの免疫力アップが期待されるので、バナナなんかよりよっぽどコロナ対策になりますよ♪

抗酸化作用も微々たるもの

 

普段私たちは、酸素を体内に入れるのと同時に、活性酸素も体内で常に生じています。

この活性酸素が、老化やしわ・しみ、がん、生活習慣病などの原因になっているのです!

なので、体内で増殖した活性酸素を除去することが、これらの老化やしわ・しみ、がん、生活習慣病などの予防になります。

そして、活性酸素による酸化を抑えることを、抗酸化と言い、活性酸素から身体を守ってくれることを、抗酸化作用と呼ぶのです。

 

そもそも、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、ミネラルなどの抗酸化物質の総称を抗酸化作用と呼びます!

 

さて、ここで話を戻しますが、バナナに抗酸化作用が果たしてほんとにあるのかどうか?

もちろん、抗酸化作用はあります!

が、微々たるものです・・・

抗酸化作用を得るためにわざわざ、バナナは食べません・・・

他にも抗酸化作用がたくさん入っている食べ物はたくさんあります。

例えば

  • みかん
  • かぼちゃ
  • いわし
  • サバ
  • 牛肉
  • 豚肉
  • にんにく
  • 緑黄色野菜

などが効果的です♪

なので、抗酸化作用を目的としてバナナを食べても、ほとんど効果がありません・・・

ダイエット効果はない!

バナナには甘い糖質がたくさん含まれています。

 

これは簡単な話ですが、糖質を摂ってダイエットできると思いますか?

 

出来ませんよね・・・

なので、バナナを食べても痩せません

そもそも糖質とは、糖質=甘いもの、と思っている方いますよね?

実は、糖質には、甘くないものも存在し、それはでんぷんと呼ばれるものです。

このでんぷんは、小麦やお米、イモ類に多い成分です。

よく、炭水化物と糖質をごっちゃにして考える人がいらっしゃいますが、これも正確ではありません!

あなたも「炭水化物の摂り過ぎに注意」というフレーズを1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

これは、「糖質の摂り過ぎに注意」と言われていると考えてください。

そもそも糖質を摂りすぎるとなぜよくないのか、それは糖化という現象があなたの身体を蝕(むしば)んでいくからです。

糖化についてはこちらの記事をご覧ください。

肌・骨・血管がコゲる・糖化の謎を徹底解明!
あなたは糖化をご存知ですか? もし知らないのなら今すぐ読むことをオススメします! 誰しもが長生きしたいと思うはず! この糖化はそんな私たちの思いとは逆の老化を促進する現象。 この記事ではこの糖化をなるべく抑制する方法をお教えいたします!

バナナを効果的に摂取する方法

ここまで、バナナは食べても意味がない!

と言ってきましたが、本来バナナはどのような時に食べるのが1番効果的なのか?

それは大きく分けて2パターンあります。

朝食の代替えで食べる

本来であれば、朝食は時間をかけてたくさん食べるのが理想なのですが、出勤前にそんな時間を取るのは難しいですよね?

休日であればのんびり食べることができますが、仕事前はなかなかあさから時間を取れません・・・

しかし、空腹のまま仕事に行き昼食の際にまとめて食べ物を摂取すると、血糖値が大きく上昇してしまうので、何かしらを食べておく必要があります。

そこで!

朝食の代わりにバナナを1本、食べましょう。

栄養の面では全然足りませんが、朝から糖質を摂るのであれば、バナナは手軽に食べれて、時間もかからないので、良いのではないでしょうか♪

運動するときに食べる

ジムに通ってい入る人や、運動する前に、良くバナナを食べてる人を見かけたりしませんか?

その理由は、運動量が多い人にとって消化吸収が良く、すぐにエネルギーとして消費することができるからです。

バナナには、消化されやすい、単糖類の果糖やぶどう糖、少しずつ消化されるオリゴ糖やショ糖類、デンプンなど、様々な糖質が含まれています。

糖質は、種類によってエネルギーに変わる速さが異なるので、バナナは持続性・即効性に適した食べ物なのですね!

なので、運動開始前にバナナを食べる事で、速やかにエネルギーを補充でき、運動中もショ糖類や多糖類からエネルギーが供給されるので、アスリートには嬉しい食品なのです♪

まとめ

 

今回は、バナナは新型コロナウイルスの予防対策になるのか、という点をピックアップしてみました!

結論は、全く効果はありません!

TVで放送されるものは、良い所しか放送しない場合が多いです・・・

そのため、悪い部分を知ることなく、あたかもバナナは免疫力が上がり、新型コロナウイルスの予防になる、と信じてしまいがちです。

ごくわずかな、免疫力・抗酸化作用をバナナから摂取するより、糖化によって、太ったり・老化の原因になるリスクの方が、はるかに高いのです!

今の世の中、情報があふれかえっています。

しっかりと自分でその情報があっているのか、調べる能力が今後必要になってくるかもしれませんね。

結局何を信じるかはあなた自身なのだから・・・

あっバナナはめちゃくちゃ美味しいので、私は好きです(笑)

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ここまで読んで頂きありがとうございました!

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