今、フードアレルギーを持っていない方、子供の時はアレルギーじゃなかったけど、実は大人になって発症するケースが増えてきています。
この記事では
- フードアレルギーについて
- フードアレルギーの原因について
- フードアレルギーの要因の特定の仕方
主にこの点について解説しています。
フードアレルギーとは
子供の頃は大丈夫だったのに、年齢を重ねるごとにアレルギー体質になってきたという人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
実はその理由は食べ物にあるかもしれません。
日本人の2人に1人は何らかのアレルギーを持っていると言われていますが、その中でも年々アレルギーにかかる人は増加傾向にあります。
「最近、周囲にアレルギー疾患の人が増えたな……」。そう感じている人も多いのではないでしょうか。「リウマチ・アレルギー対策委員会報告書」によると、アレルギー疾患の患者は、2005年では日本人の約3人に1人でしたが、2011年時点では約2人に1人と、大幅に増加しているのです。
その中でも注目されているのが大人になってからも発症する「フードアレルギー」です。
子供の頃だと、牛乳や卵、小麦などある程度アレルギー食品を判定する事が可能ですが、大人になってからアレルギー食品を判定するのはなかなか難しいのです!
そしてその原因は遅延アレルギーであることが挙げられます。
遅延型アレルギーとは?
- 即時型アレルギー
食べてすぐ、皮膚やのかゆみや口の中のイガイガ、くしゃみや鼻水、呼吸困難、腹痛、めまい、下痢などが起こるもの。
- 遅延型アレルギー
食べて数時間から数日たってから、頭痛やめまい、倦怠感、肌荒れなどが起こるもの。
食べてすぐであれば、比較的簡単に原因となっている食品がわかるのですが、大人アレルギーは時間が経ってから発症するタイプが多いのです!
それに加えて、私のように大人の場合は、今まで大丈夫だったのに、急にアレルギーを発症することもあるのです・・・
主なフードアレルギーの要因
乳製品、小麦、卵などたんぱく源はアレルギーの要因になりやすい食品の1つですね。
次いで、チョコレートやコーヒーのカフェイン、柑橘系の果物、食品添加物、人工色素なども要因となることが多いです。
近年では、小麦や甲殻類だけでなく、果物・野菜などでアレルギーを発症する人が増えているという現状があります!
花粉症の方は要注意!
花粉症がある人は注意が必要です!
花粉症を引き起こす原因物質と同じようなものが、果物や野菜の中にあり、それに反応して食物アレルギーを起こす事例が多く存在しているからです。
りんご、桃、キウイなどを食べて、唇や口やのどなどに、イガイガ感、かゆみや腫れなどを感じたことはありませんか?
それは口腔アレルギー症候群とよばれる病気の特徴的な症状です。口腔アレルギー症候群は花粉症患者に多く発症することが分かっています。
アレルギーの年齢別原因食物
2017年の年齢別のアレルギー原因食物です。
特にこれらの表に載っている食べ物は注意した方がいいですね!
若年層は卵系、大人になるにつれて小麦の発症が高い傾向にあります。
アレルギーを特定するには?
もし、何かアレルギーを持っているなと思った場合は、食事日記などを付けて、どんな食べ物を食べた時になったか、食べた後どうなったかを、1か月ほど観察すると良いでしょう。
そして、お肌の状況を見てみてください。
次に、食べる頻度が多いものから避けていくと、アレルギー要因がわかるかもしれません♪
アレルギー予防対策
お肌が敏感な人は、通常の肌の人よりも免疫力が低く過敏になっているので、ヒスタミンという炎症を起こす物質を生成しやすい肌になっているのです!
このヒスタミンは、高脂肪の食事で多く生成されるので、脂が多い肉やマーガリン、マヨネーズは炎症を起こす要因になります。
血圧降下、血管透過性亢進、平滑筋収縮、血管拡張、腺分泌促進などの薬理作用があり、アレルギー反応や炎症の発現に介在物質として働く。ヒスタミンが過剰に分泌されると、ヒスタミン1型受容体(H1受容体)というタンパク質と結合して、アレルギー疾患の原因となる。
その他にもアルコールも炎症を起こす要因です。
良質な油やたんぱく質が含まれている青魚や、スーパーフードと言われているアーモンドやくるみなどのナッツ類はヒスタミンの生成を抑え、アレルギー症状を緩和してくれます♪
普段摂っている油の種類を見直すのも、大人アレルギーを予防する1つの方法です。
脂は肌のバリア機能を高める働きや、ホルモンバランスを整える働きがあります。
たまにダイエット中の人で、油ものを極端に控えている人がいますが、お肌のバリア機能が弱くなり、ホルモンバランスが崩れる恐れがあるのです・・・
そこで、お肌を正常に保つために、ビタミンA、D、E、Kは脂溶性ビタミンと呼ばれ是非摂取したい成分です♪
うなぎ・きのこ・ナッツ・納豆などに含まれていますよ!
かゆみや炎症があるときは早めに皮膚科を受信するようにしましょう!
まとめ
今回はフードアレルギーについてピックアップしました!
アレルギーは大人になってもなるリスクが十分にあるという事を理解してもらえたかなと思います♪
みなさんもアレルギーにはお気をつけて!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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