あなたは救急車を呼んだことありますか?
AEDを使用したことありますか?
なかなか、そういった場面に遭遇することはありませんが、もしかしたら今後そういった場面に遭遇するかもしれません!
そんな時にあたふたしないよう、救急車の正しい呼び方、AEDの使用方法を知識として知っておきましょう。
この記事を読めば
- 救急車を呼ぶときのポイント
- 救急車を呼んだときにあると便利なもの
- 救急車を呼ぶときの症状
- AEDの使用方法
について知ることができます♪
ではまず、救急車を呼ぶと気のポイントから説明します。
救急車を呼ぶときのポイントを知ろう
あなたはご存知でしょうか?
救急車の出動件数と搬送される人の数は、近年増加傾向にあります。
限られた資源である救急車を正しく使うために、、もしもの場合に備えて、通報のポイントを知っておきましょう!
救急車を呼ぶ場合の番号「119」
もちろんご存知だとは思いますが、まず、救急車を呼ぶときの番号は「119」です。
通報したら、救急であることを伝えましょう!
その後は、救急車の出動に必要なことを順番に質問されるので、あわてずにゆっくり答えましょう。
一般的な質問の例
- 救急車に来てほしい住所
- 具合の悪い人の症状と年齢
- 通報した人の名前と連絡可能な電話番号
は聞かれますので、いざという時はあわてずに答えてください。
救急車が現場に到着すまでの時間
救急車を要請後、現場に到着するまでの時間は知っていますか?
通報後、救急車が現場へ到着するまでは平均8.5分です。
心肺停止の場合、1分経過するごとに生存率は、7~10%低下すると言われています・・・
救命措置が必要な場合には、消防本部から電話で指示されますので、それに従って正しい救命措置を行いましょう!
もし、救命措置をしている人以外に人手がある場合は、救急車が到着しそうなところまで案内に出ると良いです。
救急車を呼んだら用意しておくと便利なもの
救急車を呼んだ際に、手元にあると便利な物をご紹介致します!
- 保険証
- お金
- 診察券
- 靴
- 服用しているお薬
(乳幼児の場合)
- 母子健康手帳
- 紙おむつ
- ほ乳瓶
- タオル
があれば便利でしょう♪
すぐに救急車を呼ぶべき状況
今すぐにでも、救急車を呼ぶべき状況とはどのような状況なのでしょうか?
身体の部位ごとの症状で分けて紹介します。
<頭>
- 突然の激しい頭痛、高熱
- 自力で立てずふらつく
- あたまを強くぶつけて出血が止まらない、意識がない
<顔>
- 顔半分が動きにくい、しびれる
- 視野が欠ける
- ろれつがまわりにくい
- 笑うと顔の片側がゆがむ
- ものが二重に見える
- 唇の色が悪く呼吸が弱い
<お腹>
- 突然の激しい腹痛
- 激しい下痢や嘔吐
- 吐血や下血
<胸や背中>
- 突然の激痛
- 急な息切れ、呼吸困難
- 胸の中央が締め付けられるような痛み
- 激しい咳、ゼーゼーして呼吸が苦しい
<手足>
- 突然のしびれ
- 突然片側に力が入らない
- 手足の硬直
そのほかの救急車をすぐ呼ぶべき症状について
意識の障害
- 美味しきがない、もうろとしている
- ぐったりしている
けいれん
- けいれんが止まらない
- 止まっても意識がない
けが・やけど
- 大量の終結を伴う外傷
- 広範囲のやけど
事故
- 交通事故にあった
- 水におぼれている
- 高所から転落した
飲み込み
- のどがつまり呼吸が苦しい
- 何かを飲み込み意識がない
じんましん
- 全身にじんましんが出る
吐き気
- 冷や汗を伴う強い吐き気
救急車を呼ぶか迷った場合は?
上記で救急車を呼ぶべき症状をピックアップしました!
しかし、それでもほんとに救急車を呼んでいいのかな?
と思っていしまうかもしれません。
もし、救急車を呼ぶか判断に迷った場合は、救急相談窓口に電話しましょう!
救急相談窓口とは、医師や看護師、相談員から電話で応急手当などの助言を受けられる窓口です。
都道府県単位、市町村単位、で実施しています。
地域によってはダイヤルが異なり、東京都や大阪府などは共通の短縮ダイヤル「#7199」です!
未実施の地域もあるため、自治体のホームぺージなどで確認しておくと良いでしょう♪
また、小児救急電話相談もあり、全国共通のダイヤル「#8000」へ電話すると、自動的に地域の相談窓口に繋がります。
実施時間は地域で異なる為、救急相談窓口と併せて確認しておきましょう。
AEDの使い方
心室細動(心肺停止状態になる、最も危険な不整脈)が起きたときに、突然死を防ぐ手段としてAED(自動体外式除細動器)があります。
心臓に電気ショックを与えて脈動を回復させます。
基本的には音声ガイドで行うべきことが指示されますが、いざというときのために、講習会などで使い方を知っておくことが大切です♪
- AEDの使い方
①意識の確認
倒れた人の方をたたいて反応を見る。
反応しない場合は意識がないと判断。
②救急車とAEDの手配
周囲の人に救急車とAEDを手配してもらう。
自分1人なら、まず救急車を呼ぶ。
③呼吸の確認
胸とお腹の動きをみて10秒以内に判断。
呼吸がなければ胸骨圧迫を行う。
④胸骨圧迫を行う
胸の中央に手の付け根を当て、もう一方の手を上に重ねる。
1分間に100回以上の速さを目安に、胸が5㎝沈む強さで圧迫する。
押す場所は、左右の乳頭を結んだ中心あたりを圧迫する。
⑤AEDを使用する
AEDが届いたら、倒れた人のそばに置き、電源を入れて音声ガイドに従う。
上半身の衣服を脱がせて電極パッドを貼ると、AEDが電気ショックが必要か自動的に判断する。
指示があれば周囲の人に離れるよう促し、通電ボタンを押す。
⑥電極パッドは付けたままにして音声ガイドに従う
救急車が来るまでは電源を切らず、音声ガイドに従って胸骨圧迫を行う。
まとめ
今回は、救急車の正しい呼び方、AEDの使用方法について、ピックアップしました!
実際に、救急車を呼んだり、AEDを使用したことがある人は、なかなかいないと思います。
そういう場面に遭遇する機会なんて滅多にありませんし、できればそのような場面に遭遇したくないものです・・・
しかし、人生なにが起こるかわかりません!
救急車を呼ぶ場面に遭遇する事も、AEDを使用するような機会に遭遇することもあります。
そうなったときに、あたふたしないよう、少しでも知識として知っておくと良いかもしれませんね♪
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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