みなさんは、食事をとる際に、誰かと一緒に食べていますか?
そして、この心身の状態に特に影響を与えているのがコ食なんですよね・・・
この記事を読めば
- 消化・吸収が乱れる原因
- 様々なコ食についての理解
- 充分に栄養を吸収するための条件
について知ることができます!
それではまず、体内に消化・吸収が乱れる原因について解説していきたいと思います。
体内の消化・吸収が乱れる原因
体内の、消化・吸収が乱れてしまうと、食材本来の栄養素をしっかりと吸収できずに消化してしまい、極端な話、食事はちゃんと摂っているのに、栄養不足に陥るなんてことにもなりかねません!
しかし、体内の消化・吸収に必要な消化液の分泌は、心身の状態に影響されやすく、最近では「コ食(個食・孤食・固食など)」といった食習慣の乱れによる悪影響も指摘されています。
国勢調査によると、近年は単独世帯、2人世帯の増加が著しく、4人世帯の数のピークは1980年、5人世帯は1985年で、その後減少傾向となっています・・・
6人以上の世帯は、もっと早い時期から減少しており、コ食へつながりやすい環境となっているのです!
家族で食卓を囲むなど、コミュニケーションをとりながら食事を楽しむことは、消化・吸収の面でも重要なのですね。
コ食の種類
「コ食」には労働環境の変化、家族の生活時間帯の夜型化、食事に対する価値観の多様化から問題となっているものなど、いくつかの種類があります。
- 孤食
家族や友人など、誰かと一緒に食事をする機会が減少しているために、家族と一緒に暮らしているにもかかわらず一人で食事を摂ること。
- 個食
家族で食卓を囲んでいても、食べているものがそれぞれ違うこと。
- 子食
子供だけで食べること。
- 小食
ダイエットのために必要以上に食事量を制限すること。
- 固食
毎日同じ食べ物を食べること。
- 濃食
濃い味付けのものばかり食べること。
- 粉食
パンや麺類など、粉からつくられたものばかりを食べること。
などの種類があり、恐らく、ほとんどの人がなにかしらの「コ食」に当てはまっているんじゃないかなと思います・・・
1つも心当たりがない人は、とても素晴らしい環境だと思いますので、大事にしてください♪
必要な栄養をしっかりと吸収できる条件
これらの「コ食」は、栄養バランスの乱れや嗜好の偏りを招くだけでなく
食べたものの消化・吸収についても同様で、どんなに栄養素のバランスを考えた食事をしても、胃腸の働き、つまり消化・吸収が良好でなければ、摂取した栄養分は、体内に十分に行き渡りません。
しかし、消化・吸収の働きは、体調をはじめとする心身の状態や食欲、空腹感などに大きく影響されるため、同じ人が同じものを食べても、日によって消化・吸収の状態が変化します!
また、1日の中でも時間帯によって変化しています。
さらに、美味しさ(彩り・香り・食感・鮮度・調理法・温度など)や、食事をする環境(時間帯・楽しさ・衛生面・雰囲気・食卓の明るさなど)、たべたものが胃の中で停滞する時間などにも大きく影響されます・・・
まとめ
今回は、心身の状態で体内の消化・吸収が変わり、その原因はコ食にあることについて、ピックアップしました!
今回はコ食を主に取り上げましたが、他にも、体調が悪い時や疲れ切っているときなども、同じことがいえると思います。
心身の状態で、体内の消化・吸収は大きく変わってきますので、気を付けておきましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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